「うちの会社のホームページ、スマホ対応も完璧だ!」
そう思っている朝倉市や周辺エリア(うきは市・筑前町・久留米市など)の企業は少なくありません。
しかし、
- 電話が増えない
- お問い合わせが来ない
- 来店や予約につながらない
- SNSのアクセスが増えても成果が変わらない
こうした「違和感」を抱えている企業は意外と多いもの。
その理由ははっきりしていて、
「スマホで見られること」と「スマホで成果が出ること」は別物だからです。
なお「スマホで見られるけれど読みにくい」という、いわゆる 「なんちゃってスマホ対応」については以下の記事も参考にしてください。
▶ 関連記事:本当にスマホ対応してる?「半スマホ対応」3つの落とし穴【朝倉の企業あるある】
今回の記事では、
スマホ対応は済んでいるのに、なぜ集客につながらないのか?
その「問題の構造」と「朝倉の企業に多い3つの理由」を整理します。
なぜスマホ対応しても「集客につながらない」のか?
こんにちは、株式会社アソビゴトです。
福岡県朝倉市を拠点に、企業ホームページの制作・改善を通じて「伝わる発信づくり」をお手伝いしています。
最近、スマホ対応はされているのに「成果につながらない」と感じている企業をよく見かけます。
「スマホで見られる=スマホ対応は十分」
という認識のまま公開されていたり、制作会社が深く踏み込まず、そのままリリースされているケースもあります。
ところが、
スマホでサイトを見る人は、パソコンでじっくり読むときとはまったく違う動きをします。
ユーザーは「知りたいことだけ、すぐ知りたい」
特に朝倉の地元ビジネスでは、
- 今日の営業時間
- メニューや料金
- 電話番号(タップで電話)
- 店舗の場所
- 写真で雰囲気を確認したい
こうした「すぐ知りたい情報」に最短でたどりつけるかどうか が、行動を左右します。
スマホ対応が「見られる状態」で止まっている
いわゆるスマホ対応は、スマホでも表示が崩れないように整える「土台」の部分です。
しかし実際には、
- 情報の並べ方
- ボタンの押しやすさ
- 最初の1画面の内容
- 必要情報への距離
こうした「行動につながる設計」が整っていないまま公開されているケースが少なくありません。
朝倉の企業ホームページが伸び悩む3つの理由
ここからは、スマホ対応が済んでいるのに成果が出ない理由を、
具体的な「3つの現象」に分けて整理します。
朝倉市だけでなく、うきは市や筑前町、久留米市などの地元企業のサイトでも実際によく見かけるポイントです。
① ファーストビューに「必要な情報」がない
スマートフォンでサイトを開いた最初の1画面(ファーストビュー)は、ユーザーの判断が一番早い場所です。
しかし現状、多くの企業サイトでは、
- 営業時間が見つからない
- メニュー・料金がすぐに見えない
- 電話ボタンが埋もれている
- お知らせが古いまま表示されている
など、「まず知りたい情報」が出てきません。
特に地元の来店型ビジネスでは、ユーザーは「見る? or 閉じる?」を一瞬で決めます。
ファーストビューの情報不足は、その一瞬で離脱される原因になります。
② 導線がスマホ利用者の動きとミスマッチ
スマートフォンでサイトを見ている人は、
- 「このお店に問い合わせたい」
- 「今すぐ電話予約したい」
と思った「瞬間」に行動します。
そのため本来必要なのは、
- 固定表示された電話ボタン
- 押しやすい大きめの問い合わせ
- LINEやフォームのわかりやすい誘導
など、「迷わない設計」です。
ところが朝倉の企業サイトでも、
- そもそも電話ボタンが見つからない
- ページの下の方に埋もれたお問い合わせ
- 何をするにしても情報を探さないと見つからない
という「パソコン基準」が残っているケースがまだ多めです。
見られているのに行動されない理由の多くは、導線設計にあります。
③ 目的ページまでの距離が長い
スマートフォン表示は縦に細くなるため、パソコン版の構成をそのまま流し込むと、
- アクセス情報がページの一番下
- 料金を見るまでスクロール量が多すぎる
- 写真が大きすぎて情報に届かない
といった「目的までの距離が長い」現象が起きます。
スマホ閲覧者は、
「必要な情報だけ、最短で知りたい」
という行動パターンですので、この距離が長いだけで離脱が起きます。
「せっかくサイトを開いたのに、たどりつけない」
これが、集客が伸び悩む原因です。
集客できる「本当のスマホ対応」に変えるポイント
成果につながるスマホ対応は、特別な技術が必要なわけではありません。
大切なのは、情報の順番・導線・見せ方の3つだけです。
情報は「知りたい順」に並べる
たとえば来店型の企業であれば、
- 営業時間
- 料金
- 地図・住所
- 電話ボタン
- 店の雰囲気がわかる写真
これらが1スクロール以内にあるだけで、離脱率は大きく減ります。
ボタン設計はスマホ基準に
地元企業で特に効果が高いのは、
- 画面下に固定ボタン
- 押しやすいサイズ感
- 電話・LINE・問い合わせフォームを明確に分ける
- 色で迷わせないデザイン
など。
「行動のしやすさ」を工夫するだけで、ユーザーの反応が変わります。
SNS流入前提のレイアウトへ
Instagram や X など、SNSからの流入のほとんどがスマートフォンです。
つまり、
SNS → スマホ表示 → 行動
という流れを前提にした設計が、ますます重要になります。
集客できるスマホ対応へ、一歩踏み出そう
スマホ対応は「見られるかどうか」ではなく、「伝わるかどうか?」「行動につながるかどうか?」が鍵です。
少しの改善でも、
- 電話のお問い合わせ
- 来店率
- SNS経由の問い合わせ
- LINEの反応率
が着実に変わり始めます。
もし、
「うちのホームページ、どう見えているんだろう?」
「スマホでの見え方、ちょっと気になる」
そんな疑問や悩みがあれば、いつでもアソビゴトにご相談ください。
あなたの会社にとってムリのない形で、「伝わるホームページ」の作り方を一緒に考えていきます。