伝わる動画は「3ステップ」で決まる
動画を作ってみたものの、
「なんだか伝わっていない気がする…」
「雰囲気は悪くないけど、心に残らない…」
そんな悩みを、朝倉市やうきは市、筑前町の企業から耳にします。
「とりあえず撮ってみた」でもいいですが、「ひと工夫」するだけで何倍も「伝わる動画」になるものです。
高価な機材や凝った編集よりも、伝わる動画は「考え方」で決まります。
そのために必要なのは、難しい技術ではありません。
たったの、3ステップだけ。
今回は、地元・朝倉市の小さな会社でも実践できる動画づくりの「基本の型」をまとめました。
企業の魅力を「伝わる形」に整える
こんにちは、株式会社アソビゴトです。
福岡県朝倉市を拠点に、地元企業の動画制作や発信のサポートをしています。
動画は、文字や写真よりも「空気感」や「人の温度」が伝わりやすいメディアです。
しかしメッセージがぼやけると、せっかくの魅力も届きません。
今回の3ステップは、
- なぜ動画が伝わらないのか?理由が分からない方
- 初めて動画をつくる方
- そもそも、まず何をすればいいの?と迷っている方
に向けた、シンプルで実践しやすい方法です。
ステップ1:誰に向けた動画なのかを決める
最初のステップは「誰に届けるのか」を決めること。
届ける相手が曖昧なまま撮影に入ると、動画はほぼ確実に「全部盛り」になります。
たとえば、なんとなく「採用動画」を作った場合、
- 社長インタビューで、熱が入りすぎて長すぎる
- 会社の歴史ばかり紹介して、職場の雰囲気が見えない
- PRのためにと、商品紹介まで入れ込んでしまう
この動画からは「求職者に届けよう」とは感じられませんよね?
結果、「求職者」は、この会社で「働きたい」とは思わないでしょう。
一方で「誰に届けるか」を決めて動画を作ると、
- スタッフの表情や仕事の流れにフォーカスが当たっている
- 休憩中の自然なコミュニケーションが見える
- 「どんな人に来てほしいか」コメントがある
たったこれだけで、「求職者」の印象は大きく変わりますよね?
誰に向けるのかを明確にするだけで、一気に「伝わる動画」になります。
ステップ2:伝えたいメッセージを「ひとこと」で言語化する
次のステップは、動画の芯となるメッセージを「ひとこと」で決めること。
雰囲気だけで動画を作ってしまうと、見終わった人の心に何も残らなくなります。
例えば、
- 採用動画:
→「少人数で支えあう、あたたかい職場です」 - サービス紹介:
→「このサービスで、〇〇の悩みが解消されます」 - 会社紹介:
→「地域に根ざした会社で、相談しやすい存在です」
この「たった一言」が、動画全体の方向性を決めます。
- どんなカットを撮るか?
- どんな人の声を入れるか?
- どんなテンポで編集するか?
- どこにフォーカスするか?
すべてがこの「ひとこと」につながることで、一体感が生まれます。
1本軸の通ったブレない動画は、自然と「伝わる動画」になるのです。
ステップ3:動画を見た人の「次の行動」を決める
伝わる動画を作るうえで欠かせないのが、
「見終わったあとに、どう動いてほしいか」
を決めておくこと。
例えば採用動画なら、
- エントリーフォームを送る
- 職場見学の申し込み
- LINEで質問を送る
新規集客動画なら、
- 無料相談を受ける
- ホームページの詳しいサービス内容を読む
- 公式LINEで予約する
会社紹介動画なら、
- ホームページの事業内容ページを読む
- 実際に店舗に来店する
「どう動いてほしいか」を考えた上で、動画の近くにホームページのリンクやお問い合わせフォームを準備しておくのです。
動画は、あくまで「入口」。
特に、地元のお客様との関わりが強い朝倉市の企業は、
動画 → SNS → ホームページ → 問い合わせ・来店
という流れが作りやすく、効果が出やすい特徴があります。
1本の動画を作るとき、最後に必ず
「視聴者に、何をしてほしい?」
と自分に問いかけてみてください。
まずは3ステップで「伝わる動画」へ
動画作りは、必ずしも難しい操作や特別なセンスが必要なわけではありません。
シンプルな3ステップを踏むだけで、「なんとなくの映像」から、
会社の魅力がしっかり伝わる動画へ変わります。
朝倉の小さな会社こそ、動画は大きな武器になると信じています。
「うちの会社ならどうしたらいい?」
動画だけでなくホームページやSNSで迷ったときは、アソビゴトがお手伝いできます。
地元企業の「相談役」として、まずはお気軽に声をかけてください。